ここ数年、高齢化に備えたバリアフリー住宅が広まってきましたが、その一環として浴室換気暖房乾燥機を設置する家庭が増えてきました。 これは一般的には浴室暖房と呼ばれるもので、温風で浴室内を温めたり衣類を乾燥することが可能な機器となっています。 現状の浴室のまま浴室暖房のみを取り付けることも可能なため、設置を検討する家庭も増えています。また、浴室のみならず脱衣所やトイレなどにも設置することが可能になっている為、特に高齢者がいる世帯にとってはヒートショック防止の観点から設置する世帯が増えてきています。 また、最近の湯釜は保温性が高く、ひんやりし難く乾きやすい床を採用しているので、年数の経っている浴室の場合にはユニットバスとセットでの設置をした方が安く済む場合があります。

浴室暖房がヒートショック防止に役立つと前述しましたが、ヒートショックとは室内の気温差によって血圧に急激な変化が生じ、心臓発作等を引き起こす要因になると言われている現象です。 寒い脱衣所で服を脱ぐと血圧が急上昇し、寒い浴室内でいきなり熱いお湯を浴びると血圧が急降下してしまうため、入浴は高齢者にとって命がけともいえます。 そんな不安を解消するために、浴室と脱衣所に暖房を設置する世帯が増えています。 一方で、働き盛りの若い世代には乾燥機として浴室暖房を設置する傾向があります。 これは、夜洗濯をした衣類でも、浴室暖房を作動させて吊るしておけば、朝方にはきちんと乾燥させることができるからです。その為、梅雨時などにわざわざコインランドリーに行く必要がなく、自宅の浴室で手軽に乾燥させることが出来るので、浴室暖房が若い世代にも支持される理由となっています。